中国は20回程訪ねました。おかげで北京の北80kmにある万里の長城、八逹嶺には3度も行きました。いつ行っても観光客で賑わっています。
いまでは、Google Earthでいつでも空から訪ねることができます。高速道路もできているようです。度重なる訪中は北京の中国民航にレーダシステムを納入するプロジェクトに関わったからです。
国際商戦の事例:原発
システム製品の契約は仕様書作成から始まります。現在と違って中国の改革開放路線が始まったばかり、まだ人民服と自転車の多かったころの話です。見計らいの提案書は出ていましたが、英文です。交渉は優秀な通訳を通して行いました。ユーザの要望を確認し、1項目づつ固めて行きます。夜はその日のまとめを行い、英文仕様書に反映させ、翌日の打合せに間に合わせます。
通訳を介する話は意図が正しく通じているか気掛かりです。相手方が正しく理解しているかどうか答えを聞いても分りません。これから製作するシステムの仕様ですから。理解の食い違いがあるとトラブルの元になります。中国語を学ぶ必要を感じたのはこのときでした。
中国は漢字の国だから話せなくてもいざとなれば筆談できるのではというのは甘い考えです。言葉の意味が違う。たとえば、汽車は自動車、飯店はホテル、手紙はトイレットペーパーです。特に、話し言葉は単音節言語で四声という声調があり、日本語では区別できない’慢’と’満’は共にマン、'没’と’妹’は共にメイであり、抑揚で区別するのです。中国会話には相当の訓練が必要だと分ったのは中国語教室に通ってからのことでした。
by sozee
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