出版の事業では、写研と決別して、パソコン組版のミチヤと組んだのは1984年で、
東京では初めての冒険だった。
ミチヤはともあれ、組版コードは持続すると踏んだからである。
現在はTEXとワードの組版に転換している。
ワードは市販のソフトだが、作成されたファイルはrtf形式にすれば、
国際標準なので、汎用性と持続性・保持性に問題がないのである。
組版作成コストは飛躍的に安くなった。
業界は3年遅れでわれわれを追ってきた。
今では当たり前になりつつある。
直近の決断では、ユニックスばかりではなくlinuxにし、
FortranやC++ばかりではなくJAVAテクノロジーを採用し、
オラクルなどの市販のデータベースばかりではなく
PostgreSQLやMySQLを2002年に採用した。
すべての選択は、安心・安全・安価(="安^3")のためである。
フリーウエアやシェアウエアならば何でもよいわけではない。
国際的コンソーシアムが開発を支援していることが必須の条件である。
世界中のSEが寄ってたかって開発するものの安定性は何者にも変えがたいものがある。
1社が作成するものはたとえ世界的大企業であっても、
バグ付きの可能性を避けられないし、発見されたバクの修正が遅い。
私企業が独占するOSやツールに縛られることは、警戒しなければならない。
利益追求がこれら企業の目的であるから、
結局、長年にわたって多額の利益が吸い上げられるようになっている。
顧客にも迷惑、われわれも疲弊することになるからだ。
by 琵琶
Trackback URL: http://karetta.jp/trackback/book/013778/013786 Trackbacks: |