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(13)話力は組織を作る、永崎一則氏の発言から

http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2005/11/13_f435.html

2005/11/25

私は、以前、ここに組織と情報に関する解説記事を書いた。

組織を活かす力、改革する力--社長の条件(6)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2005/07/6_b544.html

戦略的情報組織学(再論)--社長の条件(8)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2005/08/8_600d.html

論旨は多岐にわたっているが、組織を成立させるものは、 構成員同士または、組織と構成員、組織と組織などが 互いに他を変化させる「影響関係」であると述べた。 「影響関係」は、「情報コミュニケーション」によって成り立つが 、影響を与えない「言いっぱなし」では組織も社会も成立しないことを示唆した。

「情報コミュニケーション」には、コンピュータやネットを介したものもあるが、 多くは直接言語的コミュニケーションとボディランゲージのような 非言語的コミュニケーションが含まれる。


2005.11.24日経産業新聞22面に、
話力総合研究所(http://www.waryoku.com/ )の
永崎一則所長(http://www.waryoku.com/shotyo.html )への
インタビュー記事が載っている。 きわめて興味深い記事である。

「うまい話し方は技術に頼るな」という大見出しで、この記事は作られている。 小見出しのひとつに「話力とは 相手への影響力」というものがある。

氏は、この中で「話力とは話すときや聞くときに相手に与える影響力の総称のこと。 表現力や聴解力をあわせてある人のことを、話力がある人という。 話力がどこから出てくるかわからなければ『話がへただ』と言っても 解決のしようがない」と語っている。

言語的コミュニケーションの能力とは、影響力をもつことであるということである。

「話力がどこから出てくるか」については、 「心格力(本人の人格の力)」 「内容力(身に着けている知識や能力)」 「対応力(場に配慮でき、平易な言葉が使える能力)」の3つをあげている。

3要素以外には、ユーモアと視覚的要素、語尾の発声、場に合った話す速度、 などを挙げている。

話すことが商売の中心になりかけている私にはたいへん役に立った。 また、「情報コミュニケーション」とは、「影響関係」であるとした 私の仮説の傍証にもなっていて、意を強くすることができた。

組織を作る者、とりわけリーダとなるものは、 「心格力(本人の人格の力)」 「内容力(身に着けている知識や能力)」 「対応力(場に配慮でき、平易な言葉が使える能力)」 を磨き、ユーモアと視覚的要素、語尾の発声、場に合った話す速度に留意した話し方が できなくてはならないということである。

後に続く人たちには、大変な課題がまた発見されてしまったかのようだが、 一つずつ、手堅く、身に着けていってほしい。


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