フジテレビの買収騒ぎの直後(2005年6月)
同女子学生が2名、休み時間、教壇に近づいてきて、
「私たちモデルクラブでバイトしたりしているんですけれど、
将来はホリエモンのフジテレビのアナウンサになりたいんですけれどなれるでしょうか。
ホリエモンにも遭いたいし」と言う。
なるほど、顔とスタイルは並以上、活舌も良く、好感度とは見て取れた。
レポートの成績もいい子達である。
ホリエモンは買収には失敗したが、一時フジテレビの筆頭株主ではあった。
「がんばればなれる。先生が保証する。
しかし、この授業の単位を取っただけではアナウンサにはなれないよ。
アナウンサになりたいならば、
アナウンサ養成学校などの専門学校にダブルスクールしければ無理だね。
それに、もう一つ、その世界は、残念なことに実力だけでは入れないし、
入った後もやってゆけない世界だ。
どの大学にも放送研究会というようなサークルがあるはずだ。
そういうものに入って、放送界の人たちとコネを作らないと無理だろうね」と私。
彼女らの顔は真剣。「うちの大学にも放送研って、ありますヨ。
ヤッパ、ハインナキャダメッスよね。
情報処理の試験も受けたいし、
どっち優先したらイインでしょ」と彼女らはついタメ口になる。
「情報処理の試験は1年と2年で目標達成する。
その後、アナウンサを目指して勉強と活動をする。
という方針などがありうるね。
しかし、その頃まで、ホリエモンがフジテレビといい関係かどうかも、
そもそも健在かどうかも疑問だがね」と私。
「エッ、ナンデ、ナンデ」と彼女ら。
「本業で正しく利益を上げて社会貢献していない企業は
やがて社会から見捨てられて破滅するんだよ。
株主の利益のために公共の電波を買い取ろうと主張した時点で、バツだね。
株主の利益とは公共の利益ではないだろう?。
彼は自分の利益ではなくて株主の利益が目的だと言い換えたつもりだろうけれど、
公共の利益でなければ社会は納得しないものさ。
それにしても、株主の利益という彼の主張も本音かどうかも
疑問視されてしまっている現状ではだれも彼を助けないだろう」と私。
他にも学生たちからは、たくさんの相談があった。
いろいろあっただけ書ききれない。