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(3)政治屋さんも勘違いした

国会議員さんの件は、マスコミでも取り上げられていて、 民主党の鳩山氏が、うそかまことか「J党の議員らの秘密を握っているぞ」 と追及の予告をしているのは良く知られている。

私が体験したものは、地方の議員さんの取り巻きの話である。 私とその議員は旧知で、私が貧乏経営者であることは良く知っている。 後援会費を免除する代わりに、 時々地方行政に関するレクチャーをしてくれという 虫のいい申し出をしただけでそれ以上の期待はしていないらしい。

ところが、その議員の取り巻きたちは別である。 あるとき、私を講演に招いた席で、後援会の幹部の一人が、 「ライブドアとかは、大もうけしているらしいじゃないの。 先生の所だって、裏で大金を稼いでいるンじゃないの。 隠していないで、1億でも2億でも献金してよ」と大声をあげる。 そうだ、そうだとダミ声が広がる。

「待て待て、この人の会社はそんなんじゃないんだ。 額に汗しないとお金はもらえないという考えなんだから、 ちっとも儲からないんだ」と議員先生。 「裏で稼ぐような会社は、いずれつぶれます。世間が許さないでしょう」と私。 「バカジャネェの、俺にはやり方がわかんねぇケドヨ、 ホリエモンみていに巧くやれば、がっぽがっぽだべ。 法にだって穴も裏もあんべ。 あんた、やれよ。その金、俺らに回せ」と取り巻きたち。 「あなたたちは、心正しく社会貢献したいという議員を担いでいるんでしょ。 そんな人が法の裏で稼ぐことを要求するんですか。 私はお断りです」と私。 「まぁ、まぁ、ヒトはそれぞれって言うこと。 お互いに考えがあるんだから、この話はこれでおしまい」と議員。 それ以上、言い合ったら大変なことになりそうだった。


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