異文化体感!ことの始まり? > 講義と実験


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 大学工学部の科目は、講義と演習、及び実験に大別できます。大学に移る前に後期半年間非常勤講師として電子工学実験を担当させて頂きました。講義はほぼ受け身の学習であるのに対し、演習は学生が黒板上で解答を書かねばなりません。黒板を分割して使ってもらっても一度に4人くらいでした。次々と交代して40人一巡させるのは大変です。他の学生は自分の机で解答します。解答は授業の終りに集め、採点して、次週に返却します。

 問題と学生の力とがマッチしなくて、立ち往生することもあります。そんな時は、ヘルパーの学生を指定します。教えることは最高の学ぶ機会となります。1石2鳥かもしれません。公文式のように少しずつレベルの高くなる問題の系列が必要です。

 演習問題は、授業の始めにプリントをわたすとか、教科書にある演習問題から選んで指定します。学生としてはどんな問題が当たるかわかりませんからぶっつけ本番となる訳です。常識的ですが,努めて学生のレベルに合った問題を選んで問題のプリントを用意します。

 毎期十数回ありますから、当然何回かするうちに教員のクセ等わかってきますので、予想して予習することはできます。講義よりはるかに実力養成に役立つと考えられます。したがって、教員としては科目にもよりますが、講義にも演習要素を取入れました。

 なかには、黒板の前に立ったものの全く手が動かない学生もでてきます。その時はヘルパー、またはコーチ役の学生を指名して二人で解かせます。ソフト開発のXPでは確かペアシステムがあったと思います。似たようなものでしょう。


 実験は、講義と違って自分で実験セットを組立て、実験データを取らなければなりません。積極的な取組みが必要です。実験指導書を読めば間違いなく実験できるように準備はしてあります。それでも予期しないことが生じることがあります。

 実験では、毎回報告書の提出が求められます。課題は実験データの解釈です。指示通り、すなわちマニュアル通りにデータをとって予想通りでしたというのでは面白くありません。応用課題をいくつか余分に用意しておくのが望ましいと思います。工夫の余地は次々と出てきます。

 報告書でなく、OHPを用いた発表会なども試みました。発表することにより理解が深まると考えたからです。


単位取得

 厳しくするか、易しくするか。最近はインターネット上にも講義の評価が出ています。学生は単位の取り易い科目に集まります。しかし、実力がつくか講義のレベルも気にしています。単位が取れて力もつくのがよいのですが、力を付けるには、学ぶ側の努力が必要です。教える側は、機会を与えるだけかもしれませんが、熱意と工夫が必要です。

 結果がよければ、教え方がよかった。悪ければ学生が悪かったでは、お話しになりません。困難でも、授業評価を意味のあるものにする必要があります。

 ネット上の授業評価、要約すると、(1)講義内容が充実しているかどうか、(2)単位は貰えるかどうかの2点になります。要するに得るものが多いか、およびそのコストはどうかCost/Performanceを評価しています。参考になりますかな。


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