異文化体感ノート > 文明と文化


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 文明Civilizationは物質的なもの、文化Cultureは社会、経済、宗教、道徳、学問、技術、芸術など何であれ精神的なものを意味すると思います。難しいことは考えないで、ここでは文明はハード、文化はソフトということにしておきます。

 文明、即ハードウェアは、技術の進歩により次々と新しいものが出現するのは、ご承知の通りです。音楽の媒体については、レコード盤から、テープレコーダ、CDにと世代交代を繰返してきました。資源枯渇の影響を受けて変わることもあります。いずれにしても非可逆的に時間の経過と共に変わって行きます。

 一方、文化は環境の影響を受けます。空間的に異文化が分布するものと考えられます。同じ時代にあっても地域地域によって文化が異なります。異文化の分布は空間的と云えそうです。また文化は時が経ってもなかなか変わりません。

 以上、少し乱暴過ぎる議論で恥ずかしくなりますが、もしコメントなど頂けましたらありがたく存じます。


 異文化の条件を考えてみたいと思います。二つの人間集団の間で文化が異なる条件を考えようという試みです。人間性は同じだとすると、環境が異なる場合、二つの集団の文化は違って来るはずです。

 環境には、自然と社会とがあります。自然環境には、地理的なものと気候的なものが考えられます。地理的位置が異なると気候も違ってくるので、気候だけ考えればよいかもしれません。

 社会環境としては、宗教、民族、国家、政治形態、経済状態、教育の普及度など考えられます。
 世界の文明

 人は一人では生きられない。集団行動を取る動物だと思います。集団の単位としては国、官庁や企業、学校などの組織体、国よりはミニスケールの地域、または地方、さらに規模の小さい都市町村、行政の最小単位として町内会などというのも考えられます。一番小さな集団は家族でしょう。縁戚でつながった家族をまとめた氏族集団もあります。

 組織体として代表的なのは、都市と村(田舎)でしょうか。両者の間には、大きな文化の違いがあります。従業員数が10万余の大企業から学生数約2000人のS工大に籍を移したとき、文化の違いを体感しました。文部省OBのSさんに話したところ、ここはゲマインシャフト Gemeinschaft のようだと教えてくれました。それなら、都市は何かと尋ねますとゲゼルシャフト Gesellschaft だそうです。

 振り出しに戻って何と何の間の異文化体感を取上げましょうか。以下、思いつくままに展開したいと思います。


ロマンチック街道、古城街道:
 西欧文明の源は、ヨーロッパでしょう。今は、ヨーロッパ連合ECが世界をリードしています。通貨統合、オープンスカイポリシーなどです。

 ヨーロッパと云うと、英語だけでは済まないかもしれません。英国はともかくとして、フランスではフランス語、ドイツではドイツ語が幅を利かせています。

 パッケージツアーに参加してヨーロッパ3カ国周遊10日間がフランクフルトから始まりました。旅行社のパンフレットでは、ドイツ:ロマンチック街道とある。初めてのヨーロッパ観光、スペインではさながら西洋お寺巡りだと感じた。ドイツロマンチック街道では、ライン川沿いの古城巡りかな。ローテンブルクの旧市街は中世の城壁に囲まれている。アウグスブルクは紀元前15年、ローマ皇帝アウグストゥスの時代に建設されたドイツ最古の都市のひとつ。ノイシュヴァンシュタイン、フュッセンまで古城が続く。ハイデルベルクから、ローテンブルクでロマンチック街道とクロスし、チェコのプラハに至る文字時通り古城街道というのもあるらしい。50余りの古城と中世の街並みがぶどう畑や温泉地と云う風景の中に点在する。


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