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 講義を聴いてもらえないのは困りますが、対策はいろいろ考えられます。

私語対策(1):演習講義
    (2):OHPを使用する
    (3):机間指導
    (4):質問作成次週回答
    (5):自問自答テスト
    (6):実験講義

1.演習講義
 講義の途中で演習を挟む。
 問題例:毎回小テストを行ない、講義の終りに提出させて、出席記録を兼ねる。

2.OHP講義
 教室が暗くなる。講義のペースが速くなり、ノートが取れないという苦情が出ましたので、OHPの使用は時々にしました。

3.机間指導は、教員が教卓から講義するのではなく、生徒の机の間を巡回指導する初等教育の基本です。大学の講義でもトライしてみました。

4.質問作成アンケート
 授業中にアンケート用紙を配布し、質問を記入してもらって出席表とします。もちろん学期の初めには一人一人名前を読み上げて出欠を確認します。質問を整理して次週の講義で回答します(MH01)。

5.自問自答テスト、問題作成が問題!
 中間または期末テストにおいて、

  • 問題1 あなたがこの講義に適当と考える問題を作成せよ。
  • 問題2 問題1で作成した問題の解答を示せ。

6.実験講義
 講義の途中で実験を挟む。
1  問題例:電気回路における電球100Wと40W、2個の直列接続、100V加えるとどうなりますか。100Wの電球に流れる電流は1Aのハズです。しかし、スイッチを入れた瞬間には、フィラメントの温度が室温なので、10A以上の初期電流が流れるはずです。フィラメントが高温になると、抵抗は高くなって電流を1Aに制限します。過渡現象が含まれている訳です。


 もちろん私語対策など必要とされるのは、講義をまともに聞こうとしない受講者がいるからです。講義内容に興味がある場合、私語対策の心配はありません。むしろ講義内容が問題です。受講者に適した内容であると講義は捗ります。

 少なくとも小人数のゼミなどでは、こちらも全員に目を配る余裕があり、別世界です。私語対策が必要になるのは、100名以上の大教室での講義です。多人数を相手に孤軍奮闘するのですから、工夫を要するのは当然です。


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